金魚にも酸素が必要
昔私が子供の頃、魚は水の中で生活するから、「空気は要らないもの」なんだと思っていました。しかし成長し学校や社会で魚も実は呼吸をしている事を知りました。
そうです。金魚も呼吸をするのです。
水の中ですが酸素が必要なのです。人間の目には見えませんが水の中に溶け込んでいる酸素を金魚はエラで呼吸し取り入れているのです。そのため水に酸素が無いと金魚は苦しみだして水面近くで口をパクパクさせながら空気を取り入れるようになります。これは金魚にとって良くない状態の環境です。水槽では水に酸素が溶け込むようにエアーレーションをしましょう。
水温と酸素の関係
水の温度が高いと水中の酸素量が温度が低い時より溶け込む量が減ります。金魚は水温が高くなると活発になり呼吸数も増えます。なのに水温が高いと酸素量が少ないため、夏などの水温が高い時には酸素不足になりがちです。水槽にいっぱい金魚を飼うのをなるべく避け、エアーレーションをしましょう。
鼻上げ
金魚が水面近くで口をパクパクさせる事を鼻上げといいます。この行動は水中の酸素が減ってしまった時にします。つまり金魚が苦しくなっている状態です。エアーレーションをしない水槽では良く見かける事になると思います。やはりエアーレーションは常にしておきましょう。
エアーレーション
金魚を快適な環境で飼育するには酸素が欠かせません。特に水槽で金魚を飼う時は酸素を補給する必要があります。水槽に濾過装置で水を浄化しているなら自然と酸素も補給されるので特にエアーポンプで酸素を送り込む必要はありませんが、濾過装置が無い場合は必要になります。
エアーレーションをしているのに金魚が鼻上げをしている場合には水が汚れている可能性があります。汚れていると酸素が上手く溶け込まないようです。またエアーレーションで出来た水の泡が中々消えない時は水質が悪化しているしるしです、早めに水換えや濾過装置の手入れをしましょう。
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