金魚の体型
分類学でいうと、金魚は硬骨魚類のコイ目・コイ亜科・コイ科・フナ属の魚です。
金魚の品種によって姿、形がかなり違いがありますが、どの金魚もフナ属に属します。金魚の体型は3タイプに別けられます。
ワキン型(和金):祖先のフナに良く似た形の流線型の金魚。
リュウキン型(琉金):腹部が腫れていて丸い胴体の金魚。
ランチュウ型(蘭鋳):背ビレが無く太く短い胴体の金魚。
金魚の顔
金魚の品種によって頭部や目、口などに違いがあり、それが金魚の面白い所だと思います。頭部に肉瘤(ニクコブ)という瘤が発達した金魚は頭部から口先にかけての形が変わってきます。肉瘤の無いワキンやリュウキンは鋭角的な形ですが、オランダアシシガシラなどはやや丸く、もっとも肉瘤が発達するランチュウはほぼ円形です。
目は普通の目と、突き出る目の2タイプがいます。突き出る目はデメキンが代表的です。他には真上に突き出るチョウテンガンや、角膜が突き出て水泡状のスイホウガンというのもいます。
金魚のヒレ
金魚のヒレは長年改良のポイントになっていました。金魚の楽しいところはヒレにあるのかもしれません。
尾ビレ
長さや形が変化に富んでいる。原種に近いフナ尾と、開き尾があります。それぞれ長いのと短いのがいます。更に開き尾には3つ尾、4つ尾、さくら尾などの種類もいます。
背ビレ
長さや形の違いは少しある。また背ビレの無いランチュウという品種もいます。背ビレが無い場合は背中の美しさが観賞のポイントです。
金魚の鱗
金魚の色や光沢は鱗によって変わってきます。この鱗が美しさと深く関わって来ます。
普通鱗
ワキンやリュウキンなどの多くの品種に見られる鱗で、虹色素細胞層と呼ばれる特殊な細胞層を持っている。この細胞層が光に反射して、金魚の独特な光沢を出しています。
透明鱗
サンショクデメキンやシュブンキンなどの鱗には虹色素細胞層がありません。この鱗は透明鱗と呼ばれています。
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