野生の金魚?
実は野生の金魚というのはいません。なぜなら金魚は自然界では生きて行く事が出来ません。というのも、金魚の鮮やかな体色は、自然界では目立ってしまう為、他の生物に捕らえられてしまうからです。また、美しい背ビレや尾ビレは、運動能力に欠け、他の生物から逃げるのがとても困難なのです。
他のペットの犬や猫、小鳥、熱帯魚と比べても一番ペットらしいペットなのかもしれません。人間に飼育されるために金魚はいるのです。
飼い易い金魚
金魚はとても人に慣れ易い性質を持っています。飼い主が水槽に近づくと前や水面に寄って来ます。ただのエサ欲しさかもしれませんが、それでも人には慣れ易いという事になりますね。
金魚は飼い主によって多少性格が変わるようです。いつも静かな場所で過ごせて穏やかに飼育されている金魚は性格も穏やかになります。反対に乱暴に扱われたり、いつも騒がしい所では金魚も神経質な性格になるようです。出来るだけストレスを与えないで穏やかにさせてあげたいものですね。
金魚の強さ
金魚を飼っても直ぐに死んでしまうイメージがあるかもしれませんが、実は金魚はとても丈夫で長生きします。簡単に死んでしまうのは、飼育環境などに問題があるからだと思われます。祭りなどですくって来た金魚を洗面器にいれたりしたらもちろん一日で弱ってしまう事でしょう。
ちゃんと大きめの水槽に飼育器具を用意し正しいエサの与え方をしていれば、きっと数年は生きてくれます。改良に改良を重ねた高級金魚ではなく、普通の金魚ワキンやシュブンキンは丈夫で飼い易いので毎日の管理に気を配れば長い時間一緒に過ごせるでしょう。
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