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初心者の金魚〜飼育法〜

金魚の視覚

金魚の姿を見れば直ぐに大きい目が確認できますが、大きさとは裏腹にあまり視力は良くないようです。水の中では視力よりも、嗅覚や聴力の方が重要なのかもしれませんね。金魚は近視でしかも距離感も鈍いようです。色彩の識別は未だに解明されていないようです。

因みに、目が上に突き出しているチョウテンガンはほとんど目が見えていないと言われています。

金魚の聴覚

金魚の外見からは耳はどこにあるのかは見えませんが、ちゃんと耳があります。しかし人間とは違っていて、外耳や中耳、鼓膜などはありません。あるのは内耳だけです。

三半規管も備わっていて平衡感覚を持ってる様です。金魚の聴力は300~3500ヘルツを聞き取ることが出来ると言われています。それ以下の音は側線で感じ取っていると考えられています。

金魚の嗅覚

金魚の口の上辺りを見ると、小さな穴が二つあります。これが金魚の鼻になります。この鼻で金魚は水に溶け込んだ匂いを感じる事が出来ます。しかもかなり鼻が利くと言われています。

コケの生えている環境でもエサが与えられると、それを察知して食べに来ます。それは視力以外にも物を認識する事が出来る事になります。金魚は視力よりも嗅覚が鋭いと言われています。

金魚の味覚

金魚には舌が無く、食べ物を感じる器官は口の中の表面や「さいは(エラにあるプランクトンの濾過器官)」に、人間の舌にあるのと同じミライという、味を感じる器官が分布しています。

金魚の味覚は敏感で、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、を感じるといわれています。特に甘味に対する感覚は鋭いようです。

その為、エサによって良く食べたり、あまり食べなかったりという事があります。

金魚の感覚器官

金魚の体は鱗で覆われていますが、良く見ると体の両側の真ん中辺りに一本の線が見えます。

更に良く見ると、線ではなく小さな点の集まりなのだと分かります。これは側線と呼ばれそれぞれの点が下の皮膚と管で繋がっており、その器官が水の振動や水流、水温や水圧を感じ取る事が出来ます。この感覚器官は魚にしかないようです。


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